Temo che combatterò la primavera in blu.

ほとんど昔の、嘘と本当の交じった日記

2024-01-01から1年間の記事一覧

ねえチェルシー、無責任に言葉を放って!

夕焼けの多摩川に架かるガス橋を歩き大田区に進入していた。オレンジ色が跳ね返る水面のあちらこちらに鴨が浮かんでいて、眩しくないのか不思議に思う。その先に目線をあげていけば対岸の河川敷に染井吉野の並木が遠くの方までずらりと立ち並んでいる。桜並…

ひとかけらの僕を、永久に失うための予約

施術を受けることが好きである。整体やマッサージはもちろんのこと、美容院でのカット・シャンプーなどが人一倍好きだと自負している。誰かに己の身体をそっくり委ねることが心地良いのだと思う。 幼い頃は両親に耳かきを毎日の様にお願いしていた。梵天側を…

裸足で歩くみなとまち

何時だったかTwitterで見かけた「愛なんて何かわからないけれど、美味しいものを食べて欲しいことと悲しい涙を流すことが一度でも少なくなって欲しいことはきっと愛だと思っている」というツイートを忘れられない。僕も寸分違わずそうだと思っている。もう遠…

歪な息吹で、いびきだなんて

もう長いこと愛用していた枕を洗濯機で回してみたら、中身のクッションが揉みくちゃになってまるで呪物のようなおぞましい見た目になってしまった。洗濯表示を読むと「手洗いのみ」の文字が。温室育ちめ。耐えろ。僕の枕は使用者の頭や首にあわせて形や高さ…